本とブランディングの関係性

最近、カフェでコーヒーを飲みながら本を読むことにハマっている。
本は自分の家にあるものではなく、そのカフェに置いてあるもの。
最近では、「ブックカフェ」という形態でなくても、そのカフェのコンセプトや雰囲気に合った本を
数冊置いてあるカフェも多い。

 

例えば、東京にあるフィンランドがコンセプトのカフェ「Hyvää Matkaa!ヒュバ・マトカ」には、
フィンランドに関連した書籍が置いてあり、カフェ利用者は自由に閲覧できる。

https://www.instagram.com/finntour_hmc/

 

また、最近は無印良品に行くと「書籍コーナー」に向かうことが習慣になっている。
シンプルで丁寧な暮らし というコンセプトに合った本をメインに取り扱っており、
無印良品の世界観が好きな私の目を惹く本にたくさん出会えるから。

過去を振り返ると、本にアクセスする方法は「図書館」か「本屋さん」のいずれかだった。
インターネットが普及しAmazonが有名になってからはネットで本を買うことも増えたが、
個人的には膨大な選択肢の中から自分の興味にあったものを見つけ出すのは、
労力がかかることだと感じてしまう。

 

それに引き換え、自分の好きなコンセプトのカフェや雑貨屋さんに置いてある本は
ストライクな内容のものが多く、満足のいく選択が容易になる。
お店にとっても本はコンセプトや世界観をあらわす手段として使え、ブランディングの一役を買っている。

 

以下の記事にもあるように、本と何かを組み合わせることで新しいサービスや価値を
生みだすことができると思うし、選書とブランディングの関係性も非常に興味深いものだと思う。

kinabal.co.jp