新型コロナウイルスが収束し、日本を訪れる外国人観光客数が増加傾向にある。
特に2023年秋以降は、コロナ前の水準にまで戻ってきているらしい。
私は京都市内の人気観光スポットの近くに住んでいるため、海外からの観光客の増加を肌で感じている。
特に印象的なのは、世界各国から満遍なく観光客が来ているということ。
コロナ前はアジア諸国からの観光客が8割を占めていたが、今は欧米やオセアニアからが4割ほどに増えてきているらしい。
参照: 訪日外国人動向2023 - 観光統計 - JTB総合研究所
また、観光客の消費ニーズも地域によって差があるようだ。
東南アジアをはじめとするアジア諸国では買い物などの「モノ」の消費が多いのに対し、欧米諸国からの観光客は宿泊や飲食などの「コト」消費が多い。
参照: 訪日外国人消費の動向-円安で消費額はコロナ禍前の95%、インバウンドもモノからコトへ |ニッセイ基礎研究所
このような消費ニーズの多様化やグローバルな需要に対応するためには、サービスや商品の魅力を多言語で発信することが重要である。
いくら商品に魅力があり、日本特有のサービス・技術であったとしても、言語の壁によって需要に応えられていないケースも多いのではないだろうか。
企業の顔であり商品・サービスの魅力や企業の情報を発信できる場である自社サイト。
保有している企業は多いがまだまだ多言語に対応できていないケースが多い印象。
今後、Webサイトの多言語化を実施する企業が増えれば良いなと思う。
<多言語化に対応しているサイト例>
お茶のはまだ: https://chiran-omoiire.com/